※こちらは、CA合格プロジェクト「CLIP」の始動直前企画として、みなさんからの悩み・質問を募集し、それを解決させる【特別なワーク・動画】を収録したシリーズ企画「CA受験にまつわるお悩み相談シリーズ」を再編したものです。募集時には70件以上の質問・相談をいただきました。動画・ワークを含め、CA受験において「どの段階にいる方にとっても」非常に重要なものですので是非活用してください。(プロジェクトに参加する方は初期段階で必ずやってもらうワークでもあるので、参加を検討している方も準備として取り組んでください。)
下に載せる動画の内容も、質問を下さった72名分のデータでもあります。CA受験をしている人が何に悩んでいるのかリアルにわかりました。動画では
- 面接官が受験者の「何」を見ているか
- あなたが「今」何をどうすべきなのか
ということに回答しています。
特別ビデオではCAに合格する「ノウハウ」、そして「テクニック」のための全体像をお見せしています。「最短でCAに合格するための情報とやるべきこと」です。TOEICの点数を◯点上げるとか、小手先のESの書き方テクニックとか、そういう小さい視点じゃなくて、まさに「全体像」です。全体像が見えると、かなり爽快で、ワクワクした気持ちになると思います。
目次
CA受験対策の”噂”に心がザワつく前に
CA受験は各エアラインごとに特徴があったりとても変動的だったりして、どうしても「噂」が気になると思います。 大学で「◯◯ちゃん、ANA合格したらしいよ」と聞いたり、「■■っていうエアラインスクールの外資の合格率すごいらしいよ」と聞いたり、「△△って、当分日本人採用しないらしいよ」とネットの情報掲示板で見たり…胸がキュッと締め付けられるような複雑な気持ち・・・めちゃめちゃわかります。(涙)
でもなかなか「合格するため」の本質を突いた全体像って見えてこないことないですか?この動画講義とワークシートを活用して全体像を掴み、一歩を踏み出してくださいね。
【CA受験お悩み相談シリーズ:】 Q&A回答「最短で合格する自分になるには?」
「りえさんの合格までの経験を教えてください」という質問があったのでお答えすると、私が不合格続きだったころから合格するようになって一番変わったのは「学びの質と効率」です。ここで言う”学び”というのは対策をする前段階で、「何を」「どのように」対策するかということについて判断することです。
例えば、英語はTOEICの点数とは別に「コミュニケーションができる英語」を伸ばせるように、対策を変えました。(CAに合格する直前の私の最後のスコアは850です。それでもネイティブとディスカッションしながら仕事ができます。)
また、
CAとしてふさわしいメイクや振る舞いなどのアピアランスを自然にできるように、試行錯誤を繰り返しながら書類通過率100%になりました。
対策しなければならないジャンルは色々ありますが、自分が「欲しい現実」のために必要なものを手に入れるスピードが上がったのには、共通する秘訣があります。 それは何かというと…「とにかく、やってみる」ことです。どういうことかというと、 「勉強」したり「情報収集」したりする時間って、充実感を感じるわりには実はあまり身にならないことが多いんですね。それは、学校で授業をうけるように脳も「受け身」だからです。これは、留学時代の英語学習で身をもって感じていたことだったので、CAになるための準備をするときは早い段階で「実践」に移ることを意識しました。
「インプット」だけしていても良いサイクルが生まれない
実践することにトライしてみると、最初からはうまくいかないのでツライこともあります。でも、そうやって自分の身で脳に汗を書いたりウンウン考えたりすると、身につきやすいだけでなく、「夢のその先」でもその力が生きてきます。 合格できない頃は、噂や、なんとなく周りがやっていることに流されて影響されて、自分で行動もせずにジャッジしながらあーでもないこーでもないと言っていたのですが、とにかく何かしらの情報を知ったら、机上の空論で終わらせないように「自分に取り入れてみる」「やってみる」ようにしました。それから本当に現実が変わり始めたと感じています。
ケーススタディ:「実践」で人生が変わったクライアント
このことは、クライアントさんを見ていても本当にそうだなぁと思うのですが、たとえば、とにかく志望動機や自己PRを書いてどんどん出してくれる人は、私が添削していく回数が増えるのはもちろんですが、そうやって双方でやりとりしていくことでクライアントさん自身の頭も整理されていって、本当に驚くほど文章が変わっていくんですよ。メールレターも動画もワークも、「見て終わり」じゃなくて、実際にその場で「やってみる」と、学びも自己成長も早いですよ。
【CA受験お悩み相談シリーズ3回目】2STEPで多角的自己分析ができるワーク①自分年表
この企画シリーズでは、たくさんの質問・相談をいただきましたが、特に多かった悩みが下記のようなことでした。
- 自分への自信のなさ(自己PR、英語力、容姿含む)
- 焦り(年齢制限の壁、何度も落ちている等)
- 今の状況への不安(現職の辛さ、受験タイミングが合わない等)
動画ではこの悩み解消のために根本的に大事な考え方をお話しています。
自分史年表作成ワークシート
自分史ワークシート(個別)
CA受験の全体像がイメージできたら、最初のステップとしてやるべきなのは自己分析です。自己分析はいろいろなやり方がありますが、ここではオススメの「自分史年表作成」と「仕事史年表作成」(次回)をご紹介しています。今回は自分史作成をして、これまでの自分を振り返ってみましょう。
この自分史年表のテーマは、 自分のやりたいこと・自分を掘り下げる です。
正解を求める前に自分を徹底的に知ろう
今回のシリーズでいただいたたくさんの質問・相談への回答として一番伝えたいのは、「他の誰か」になろうとせず、「あなたが自分を一番知ってほしい」ってことなんです。CAになるには「正解」があると多くの人が思っています。
確かに、テクニックはあります。 ノウハウもあります。 (そして実際に私はそれを多く知っています。人より遠回りして失敗してきたうえで合格率を高めてきた経緯があるので。)もちろんノウハウは大事なことです。だけど、これは学べば誰にでもできることが多いです。
でも、CA受験の奥深いところはココで、同じノウハウ・テクニックを学んでも「その土台がしっかりしていないと」効果が発揮されないのです。ちょっと話はそれますが、例えばビジネスの世界では、今ブログを使うことが主流になっています。そこで、ブログのアクセスアップには、ある特定の方法がいくつかあって、誰でも機械的にアクセスを増やすことが出来るんですね。それは、ブログの内容が酷くってもできてしまうことなんです。で、そのテクニックを有料で教えたりする人がいるわけです。でもCA受験においては、例えば英語力を伸ばす、という1つ取っても、その人がどんな状況にいて、どんな勉強法が合っていて、どういう伸ばし方をすればトータルで見たときにCAとして採用されるか、っていうのは、まさに本人の状況ありきで対策することが重要で、ブログのアクセスアップのようにはいかないです。だから、テクニック・スキルの前に、それよりも大事なのは
- 「初めて会った人に、短時間で自分を採用するメリットを伝えられますか?」
- 「誰よりも自分の人生を俯瞰して見られますか?」
ということです。
CA受験には、確かに「風潮」があったり「暗黙のルール」のようなものがあったりします。でも、あなたが信じている噂やイメージに囚われてしまうほどもったいないことはありません。 就活は「自分の伝えたいことを言う場所ではない」という人もいます。「自己分析なんてやっても意味がない」という人もいます。確かに、動画の中でも話しているように、自己分析を含め、ワークに時間をかけすぎるのは危険です。 でも実は、あなたの【魅力】が最も輝くとき、文章に力が出て膨大な応募書類の中でも採用者に「おっ」と思わせる書類ができたり発言に芯が出来て一貫性のある自分になれます。もちろん、そうして他の受験者と差別化もできます。本当のあなたと乖離した自己分析のうえに対策を乗っけていっても、グラつく土台の上に家を建てるようなもの。例えCAになれたとしても、その先で歪みが大きくなっていきます。
“急がば回れ”の盤石な対策が実は一番の近道
どうせ合格するのなら、「その先」のフライト生活をも見据えた土台作りをすることが、遠回りなように見えて合格へも一番の近道だということを知ってほしいと思って私はいつもブログを書いたり動画を撮ったりしています。たくさんの質問をいただいてつくった動画なのでテーマは1つに絞ってお話ししていますが、実は情報量がかなり多いです。何回も繰り返し見て、腑に落としていただけたらと思います。
【CA受験お悩み相談シリーズ4回目】2STEPで多角的自己分析ができるワーク②仕事年表
仕事史年表作成ワークシート
前回の自分史年表に続き、今回やっていただくワークシートは「仕事史年表作成」です。これは、あなたの職務経歴を書くだけでなく、どの職歴で自分は何を得たのか・どう感じていたのかといったことから、どの職業が自分の適性を一番表しているかということまで…あなたの内面を深く分析できるワークになっています。
テーマは、
できること・スキルを掘り下げる です。
仕事史ワークシート(個別)
自己分析ができていないことのデメリット
今回いただいた、いろんなご質問・ご相談の中で、
- 「自分に自信がないね、と言われても何をどうすれば自信がついていくのかわからないんです」
- 「いつも集団面接で落ちてしまうので恐怖症になっている」
- 「現職の経験をどうまとめたら面接官に”おっ”と思わせられますか?」
というものが多かったのですが、このような悩みの方は、まず自分が自分で見えていない可能性が大!!!です。(ただ、「自分には見えていなくても他人には見えている自分」=ブラインドスポットという領域もあります。そこをどうするかについてもビデオの中でお話ししています。)今回の動画+ワークで自己分析の基盤を作れるか作れないかは、合格できるかどうかに「直結」していきます。
分史年表と仕事史年表は、定期的にアップデートすることが重要です。単に起こった出来事だけ思い出すのではなく、過去の自分の「感情」にフォーカスを当てながらワークに取り組んでくださいね。
更に自己分析を進めたい方へ
CA受験お悩み相談シリーズはこれで終了です。お疲れ様でした。今回やっていただいた自己分析は、基礎中の基礎です。CA受験に活かすための更に深く徹底的×多角的な自己分析はCA合格に必要な2つの軸でも紹介していますのでそちらに進んでください。