すんなりと何社も合格していく人っていますよね?その人達はどんな事を考えているのでしょうか。客室乗務員試験難しい・難関だと考えている、思っている、感じている人も多いと思うんですけど、改めて考えてみたいのが、「本当に難関なのか」です。
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この記事を読むことで
この記事を読むことで、あなたがこれからの人生で、客室乗務員試験に限らず、外部環境に翻弄されずにいつでも自尊心を保つことができて、自分の魅力を状況に合わせて十分に発揮できたり求められている形で伝えたりすることができるようになります。
私の先輩で実際にいたのが、一つ上の先輩が大学2年時に中東の客室乗務員試験に合格してしまって、大学はどう対応するんだろうと思ったら、なんと早期卒業を許可して、彼女はそのまま中東に渡って客室乗務員になりました。一方で、何回受けても不合格っていう人もいますよね。だから本当にCA受験が難関かどうか考えるときには、受かっていく人はどんどん受かっていく、という事実もあるということを考慮しなければならない。そういう人に共通しているのは、その他大勢よりも確実に何か魅力があったりとか、たくさんの人が居合わせる中でも選ばれる存在であるということです。とはいえ、私自身はいわゆる“凡人タイプ”なので、そういう突飛な経験を最初から出来たわけじゃないです。じゃあ私のマインドとか価値観にどういう変化があったかっていうと自分の常識を超えていく必要があったんですね。どういう価値観の変化の起こし方が自分の不合格続きの殻を破ったか振り返ると「自分にとっての非日常を日常として捉えること」だったと言えます。ですので、不合格続きでもやもやしている人や、ブレイクするーしたい!という人は最後まで読んでみてください。
常識を超える価値観って?
これを抽象化したプロセスにしてしまえば、簡単に賢くその近道に乗れると思って今回ご紹介したいのが、今までのあなたが持っている自分の常識とか日常というものを超えていく価値観を、今から形成していくということです。なぜかというと、客室乗務員というのは
- 世界中が日々の行き先になるようなライフスタイル
- 毎日働くメンバーが違う働き方
- 非日常が日常になるような働き方
- 空の上が職場
・・・と、他の職業にはない特徴をたくさん持った職業です。(同じ特徴を持つ仕事は宇宙飛行士ぐらい?)しかもそれが、航空業界に従事する人の「日常」です。だから、ほとんどの人にとって、その人の、つまりあなたの今の非日常が日常になる。ということは、それなりの価値観の変化があることが必然・必要になってくるんですよね。
常識を超えるということをCA受験に当てはめてみよう
じゃあ、この常識を超えるっていう考え方を客室乗務員試験に当てはめるとどういうことか。
応募書類であれ、面接会場にいるときの姿勢や気持ちであれ、面接本番での発言であれ、それぞれの場面において「常識を超える」価値観がどういう行動になり、それがどう合格に結びつくか、という話です。
応募書類を書く時
書類の体裁を徹底的に読みやすさにこだわったりとか、実際に会ったことがない人でも読んだだけですごく納得してしまうような精度にこだわるとか、書類を通過させて、さらに面接に自分を導いて、さらに合格まで自分を導くような計画性を徹底して高めるとか。
面接会場で待つ時
家を出た瞬間からの歩き方、姿勢、表情、立ち振舞いというのを徹底したりとか、待合室がある面接会場での他の受験者とのやりとりも見られている意識をするとか、待ち時間の姿勢や表情を意識するとか。特に大都市では電車で普通に応募先の会社の人間や採用の面接官と会っている可能性っていうのもゼロではないので、例え会場の外でも見られている意識をするとか。
面接本番
自己分析の精度を上げて何を突っ込まれても筋が通る芯の通った発言に徹底するとか、初対面の人に与える印象と自分の内面のギャップを考慮して合格しやすいバランスをコントロールして自分を合格に戦略的に導くようなアピールのしかたを考えるとか。
何が言いたかったかと言うと、「そこまでする?」って自分が思うくらいの対策、姿勢をとるっていうことが常識を超えるCA受験のやり方だということです。自分の常識を超えたような、周りの常識を超えたようなやり方をやっていくことは、ほぼそのまま合格力につながっていく、と私はこれまでのサポートの経験から感じています(じゃなきゃこんな時間のかかる記事わざわざ書かない)。
具体例を挙げれば、今まで合格した人は、ワークを全部やって、そのすべてを写真に撮って送ってきた人や、自分が受けた受験を事細かに記録(何を聞かれたか、どういう人がいたか、会場の雰囲気、自分が感じたこと、反省点、改善点など)してデータベースにしたりしている人もいました。
自己マーケティング力は一生モノのスキル
じゃあ具体的に何をどうすれば良いのか。の前に、やらないでほしいことを先に言うと、「手探りで」「手当り次第」「見当も付けづに」「がむしゃらに」やるのは辞めましょう。
では、具体的に常識を超えるために何をご提案していくかというと、2つあります。1つは、
- 日常生活を整えること
そしてもう1つが、 - 自己マーケティング力を身につけること
です。この2つをやるとどうなるかというと、これからの人生で、客室乗務員試験に限らず、外部環境に翻弄されずにいつでも自尊心を保つことができて、その中で自分の魅力を状況に合わせて発揮できるようになります。このスキルは、一生ものです。だから、私はプロジェクト型の講座内でも日常生活を整えることと自己マーケティング力を身につけることというのをコンセプトとして全体に行き渡らせています。
自己マーケティングって?
上手くいきやすい人を見ていて気がついた共通点があります。それは、自分の魅力を理解しているだけじゃなくて、その魅力が映える場所や自分が魅力的に見える場所を自ら選んでいることが多いということです。自分から自分が魅力的に見える場所を選ぶことができるようになると何が良いかっていうと、例え相対評価がされるような場所でも、ほぼ自動的に他の人より魅力的に映るのです。それを戦略的に本人が意識できているかどうかは別として。
例えば、客室乗務員試験は一般的に多くの受験者が集まるため、面接の時には待合室があることがあります。待合室に座った順番でまとまって10人面接室に呼ばれたりとか。そこで1人ずつ自己紹介をして、そこで一旦足切りがされるとか。そういうランダムな試験がされるときにこの事故マーケティング力を使うとしたら、待合室で座る場所を決める時点で、自分が少し良く見えるようなところに座ってみたりとか、その時にいる参加者を見てこの人たちの中だったら自分が選ばれるんじゃないか、というのを見た目で判断して自分が良く見えそうなかたまりのところにあえて入っていくとかです。(そのときの状況によって出来るか出来ないかはもちろん変わってくるので参考までに。)自分がよく見える場所を自分で選び取る自己マーケティング力は合格のための賢い方法の一つです。
自己マーケティング力を上げる2つの方法
こういうことをやっていくために何が必要かというと、まず、
- 自己分析で自分の魅力をとにかく深いところから掘り出し、構築していくこと。
そしてもう1つ手っ取り早いテクニックとしてご紹介したいのは、 - 自分が他の人より20%だけ良く出来るって思うことを見つけること。
です。この20%っていうのは別に厳密な数字ではなくて、直感で「自分はこれだったら他の人より20%くらいはいつも良く出来る」と感じていることを言語化してみてください。
例えば私だったら、学生の頃からヘアスタイルのアレンジが上手だと褒められることが多かったです。自分としてはそこまで上手だと思っていなかったのですが、まあ20%ぐらいは皆よりうまくできるかも、ぐらいに思っていました。でも実際のところ、たった20%のアドバンテージでも、多くの人からら求められるようになります。CAになってから、私のヘアスタイルがいつも綺麗だと同期の数人が言い始めたところ、それが噂として全員に拡がって、同期クルーのために自宅でヘアスタイル講座を開いたことがありました。そのヘアスタイル講座のあと、急に同じまとめ方の同期が増えると異様ですよね(笑)でもそうやって評判が上司や経営側にも伝わることになります。
つまり私の経験を例に出して伝えたかったのは、あなたが人より20%できると感じる事っていうのは、「あ、ちょっとこの人いいな」とか「あ、ちょっとこの人すごいな」と誰かが少しずつしか思わなくても、そういう1人1人の認識が集まると、それはあなたの主な魅力になり得るということです。それに、少しでもそういう自分のちょっとできるところを見つけたら、小さなところから育てていって、それを大きな魅力にしていくこともできます。だから、小さな自分の得意や好きを見逃さない自己分析をしてください。それが、自己マーケティング力を高めて合格につながっていきます。
価値観に変化を起こすことで、多くの人から選ばれる力を身に着けよう
このブログを含め私の発信では、マインドやモチベーションのトピックから実際の具体的なノウハウのようなトピックまで、幅広くお届けしているのですが、あなたがこれまで自分なりにCA受験を頑張ってきたけど思うような結果を得られていないのであれば、とにかく私の情報に辿り着いたからには、自分の価値観に変化を起こすことや今までの常識を疑うこと、行動することに恐れずに挑戦してみてほしいと思います。とはいえ、それは、高い崖から飛び降りるようなことじゃなくて、たった20%でも自分が他の人よりできると思うことを探して育んでいくのでもいいし、なにか行動する時、自分が100%だと思っている状態よりも20%だけもうちょっと努力してみるとかでもいいです。自分の今の日常とか、当たり前だと認識している価値観から、20%だけ変化を起こすことに恐れずに淡々と挑戦してみてください。あとは時間の威力を味方につけてください。これは必ず積み上がっていくことなので、時間という養分が加わることで常識を超える力になって多くの人から選ばれる力になっていきます。