書類が通過したら、いよいよ生身のコミュニケーション=面接選考に入っていきます。
客室乗務員試験が超難関と言われる理由は志願者が多いからですよね。そのため、何日間かに渡って細かいスケジュールで面接日程が組まれ、面接官は膨大な人数から徐々に「この人だ」という人に絞り込んでいきます。
目次
なぜCAは身だしなみに厳しいのか?
「CAは美人でなければいけないから」ではありません。お客様に安心感を与えるためです。この職業的本質をまず大前提として理解してください。CAに合格するために身だしなみを整えていくことは、自己分析や書類に書く文章や文字、面接での発言などのすべてを考慮した上で「印象」のバランスをとっていくことが重要になりますが、少なくともまずは職業的本質を理解した視点で考えると、自分が何をどんなふうに選ぶべきかが見えてきやすいと思います。
私が合格したある外資系航空会社の試験は、1000人の応募があり、書類審査・1次面接で絞りこまれた90人が現地面接会場に招待されました。集団面接から5次面接までどんどん絞りこまれていき、最終的に私を含め4人が合格者しました。この倍率の高さから、身だしなみは「問題が無い」程度ではまだまだアピール力に欠け、「目を見張るほど身だしなみが整っている」くらいでないと合格は難しいと思って準備するくらいが良いのではと私は考えています。これは大変なことでしょうか?いえ、この状況を逆手に取ることもできます。
練習すれば誰でもうまくなるのが身だしなみ
身だしなみを整えるのは練習すればするほど誰でもうまくなるものなのです。ただし、あなたが自己分析で見つけた自分の内面や性格などとのバランスも重要になってきますので印象バランスコントロールについても後々必ず考慮してください。ここでは、一般的に“これを押さえれば問題なく受験できる”という状態にするための私の見解をまとめてきますので参考にしていただければと思います。下記の項目ごとに「あなたらしく完璧」を目指しましょう。
- ヘアスタイル
- スーツの選び方 サイズ感と色
- インナーの選び方(とても重要)
- 手元と足元(ネイル、ストッキング、靴)について
- アクセサリーについて
- 歯並びについて
また、面接官に「この人にうちの制服を着てもらったらどんな感じだろう?」「この人がうちで働いていたらどんな感じだろう?」とイメージしてもらえることが合格のためにはとても大事です。そのへんも意識しながら下記参考にしてください。
◆ヘアスタイル
ヘアスタイルは別に夜会巻きとかシニョンじゃなくても受かります。よく聞くのが「後れ毛1本無いように」まとめるというもの。これは鉄則ですね。・・・と言いつつ、これは私が実際に働いてみて思ったことですが、外資系の現場ではみんなそれほど上手にまとめていませんでした。現場よりも面接時のほうがシビアな世界だなぁと思ってしまいます。とはいえ、面接では「選ばれなければ」意味が無いので、そうなるとやはり綺麗にまとめている方を採用側も採りたいのは当然ですよね。気を引き締めて!
ここで、多くの現役CAが日常使いしているアイテムをご紹介します。
現役CAも使うヘアスタイル別アイテム
・ワックス…まとめる前に手のひらに少量伸ばし、まとめあげるとキレイ。
髪の柔らかい人には男性用のジェルタイプのものをおすすめします。ベタつかず、スプレーほど固まりすぎずにきちんとセットされます。
・スプレー…最後の仕上げ。必須です。
・ネット…シニョン派向け。簡単にシニョンができます。
・スティックタイプの携帯ワックス…フライトや面接直前のチェック、ササッとお直しができて便利です。
CA受験のヘアスタイルでいちばん大事なのは「毛先」
CAのイメージが一人歩きしているためか、夜会巻きとシニョンが圧倒的多数ですが、そうでなくても受かる人は受かります。まとめていることは大前提ですが、とても綺麗な髪をお持ちの方はハーフアップにしても良いですしポニーテールにしても良いと思います。結局、採用側はヘアスタイルのアレンジ力を見ているわけではないからです。
ハーフアップやポニーテールにする場合は何に注意すればいいかというと、ずばり「毛先」です。毛先は傷みが出やすく、色褪せも目立ちやすい部分です。そこはコテ等で巻くことで毛先が内側に入るようにしてカモフラージュしましょう。巻くと重みとボリュームや動きも出て、とてもリッチでエレガントな雰囲気を簡単に作ることができます。
◆客室乗務員採用試験のためのスーツの選び方
就職活動で、皆が同じ真っ黒のスーツを着るのって日本だけだって知ってましたか?私は同期のイギリス人クルーに「あれって何のイベントなの?」と聞かれたことがあります(笑)アニメのコスプレにでも見えたのでしょう。客室乗務員の採用試験では、そのような日本の一般的な就職活動のように決まり決まった黒のリクルートスーツを着る「暗黙のルール」はありません。それよりも大事なのは、自分を綺麗に見せてくれるものを着ることです。(混乱させてしまうかもしれませんが、私がロンドンで受けたw現地の試験は暗めのスーツが多かったことは事実です。)
客室乗務員の超難関試験を突破するには「印象」が大事です。美の競争ではありません。その圧倒的なオーラはもともと顔が可愛いとか、もともとスタイルが良いとかは関係ありません。私がよく使う圧倒的オーラという言葉は「自分らしさが爽やかに最高に滲み出ている」と言ってもいいかもしれません。だから、「コレじゃなきゃ駄目」「この色じゃなきゃ受からない」という決まりは無い。でも、ここでは普通の人より多くの受験経験(誇れることじゃないのですが)と、多くの受験者を見てきた私の見解ということで指針を示しておきます。下記のポイントだけ抑えて、「あなたが綺麗に見えるスーツ」を探してみましょう。
サイズ感は「ジャスト」を目指して
スーツが綺麗に見えるとき、その理由は、しわやヨレがないからです。しわやヨレはどうしてできるのか?サイズが合っていないからです。大げさに言えば、サイズさえ完璧に合っていればリクルートスーツだって安いスーツだってなんだって綺麗に見えます。スーツを買うときは必ず試着室から出て、他人の目でも判断してもらってください。
面接で重要なスーツのスカートの丈
スカートの場合は丈感にも注意します。立ちっぱなしでする面接もありますが、多くは椅子に座る機会があるはずです。座ったときにスカートが上がることで、太ももが見えてしまうのはNGです。「立ったときに膝がやや隠れる程度」を目安にすると良いです。スーツ試着の際は、そんなふうに、面接時を想定してしゃがんでみたり座ってみたりして入念にチェックしてくださいね。
黒以外に挑戦してみたい人にオススメの色
黒のリクルートスーツ以外にトライしてみたい!という方にオススメの色は、ずばり
- ベージュ
- ライトブラウン
- ネイビー
です。どれも、どこの会社に対しても外すことなく黒よりも洗練された印象になるでしょう。ただし、あくまでも、自分で自分をどう認識しているか(自己認知)と人に与える印象とのバランス、そして「この職業を本質的に理解しているか」が見られることだということと、あなたという人間が醸し出す雰囲気を上手にサポートしてくれるものでなければ意味がない、ということを考慮して選びましょう。
◆インナー選びが意外にも超重要
スーツを着るとピシッと印象も気持ちも引き締まりますが、上手に個性を出したり自分の魅力をより引き出したりする効果をもつのは実は「インナー」のほうです。普通のリクルートスタイルでのインナーといえば白シャツ一辺倒ですが、客室乗務員試験では、本当に様々なインナーを着ている人を見ます。
面接官にこういうふうに見られたい、という印象からインナーを選ぶテクニックもあります。例えば、
- シャツのボタンを上まで全部閉めると、とても真面目な印象
- 面長の顔がコンプレックスの場合、ラウンドネックのインナーで印象を和らげる
- 丸顔で幼い顔つきがコンプレックスの場合、Vネックで洗練された表情に
- イエローベースの顔の場合、白よりもオフホワイトのインナーでより自然に
ケーススタディ:“しなければならない”幻想より自分が映える感覚を優先
私は昔から何故か「シャツが似合わない顔」で、就活の際にシャツを着なければならないと思うと本当に嫌でした。でも客室乗務員試験で出会う素敵な人たちが素敵なカットソーやフリルの付いたブラウスを着ているのを見て、自分が綺麗に見えるものを積極的に取り入れている姿に刺激を受けました。それから私もシャツではなく、自分がしっくり来る、シンプルでワンポイントジュエリーの付いたオフホワイトのカットソーをたくさん揃えるようになりました。インナーが派手すぎるのは良くないのですが、さり気なく印象をコントロールできる重要な場所なのです。
◆手元と足元(ネイル、ストッキング、靴)
面接官は頭からつま先までチェックしています。おおげさな表現ではありません。
客室乗務員は、機内の「保安要員」でもあり「サービス要員」でもあるのですが、どちらにとっても最低限必要とされるものは、ずばり清潔感です。面接官があなたの「印象」の次に意識して見るのは「清潔感があるかどうか」です。
性格は手に出る!繊細な手先で面接官を魅了する
例えばレストランに行った時、料理を持ってきてくれた店員の爪が長かったり荒れていたりしたら?いい気持ちはしませんよね。客室乗務員も機内のフードサービスがあるので、レストランの店員と同じです。外資系航空会社の中には、必ず赤系のマニキュアを塗ったりネイルを施したりすることを推奨・マニュアル化しているところもありますが、受験者としては、受ける会社に明確なイメージカラーがあるとしても、やはり健康的で清潔感があるほうが無難です。
ジェルネイルやネイルアートはOKか?
最近はジェルネイルが拡がっているので、ネイルサロンに通っている方もたくさんいるかと思います。デザインやカラーを控えめにするのならジェルネイルはとても綺麗なので私は賛成派です。しかし、ジェルネイルは平均2週間ほどしてくると、私生活には支障がないものの、自爪から浮いてきたり欠ける部分が出てきたりしますね。そうなると、メンテナンスか、新しいものを付けに行くことになります。毎回のCA受験の日程に合わせてネイルの調整をするのは時間がもったいないし大変だと思います。そして、多くの人は”自爪が綺麗な人”に良い印象を抱きます。(おそらくあなたがCAになったときに相手にする幅広い層のお客様も。)
自爪のケアで”本当の綺麗”を今から身につけよう
できれば試験シーズンを迎える2ヶ月ほど前から、ジェルネイル等はお休みしてください。(私は爪が弱く、ジェルネイルをする際に毎回やすりをかけてもらって弱っていた爪が健康的な爪に戻るまで半年かかりました。)
つやつやの新しく健康的な自爪になってから、ケアをしたり透明や薄いピンク等の淡いネイルカラーで繊細で素敵な指先に仕上げましょう。自爪の時の爪の長さは、手のひらから見て2ミリ〜3ミリ程度が上限です。
足元もよく見られている
足元も、その人がどんな人なのかが現れる部分だと私は思います。脚の綺麗さや引き締まり具合はもとより、足元アイテムの選び方にセンスがある人とない人では面接で同じようなスーツを着て並んでいると違いが一目瞭然なのです。ヒールのかかとが磨り減っていたり汚れているのは論外です。こまめにMr.ミニッツ、行きましょう(宣伝ではありません)。
CA受験にふさわしい靴の選び方(色・素材・ヒールの高さ)
色
スーツは何色でも良いという話をさきほどしましたが、靴も、スーツの色に合うならばネイビーやベージュ等が使えると思います。でも、黒よりもメンテナンスが大変だということは考慮するべきです。面接当日が雨だったときにも使えるよう、白もなるべく避けたいですね。
素材
スエードやツイードは汚れやすいので、お手入れのしやすい合皮をおすすめします。ここでは質にこだわって本革を買う必要はありません。
ヒールの高さ
ヒールは5〜7センチメールが脚のラインがキレイに見えて、且つ、高すぎないちょうどよい高さです。実際に試験に行くと、必ずといっていいほど、ナイトクラブに行くような高いピンヒール(+プラットフォーム)を履いてくる人が毎回1人か2人います。確かに目は引きますが、悪目立ちしている人がほとんどです。ヒールはピンヒールでも良いですが、安定感のあるやや太めのもののほうが、見る側からの印象も良いですよ。プラットフォームも必要ありません。念の為書いておきますが、アームリーチチェックの際は靴を脱がなければいけないのでヒールの高さで勝負しても意味がありません。
また、CAさんが機内でぺたんこを履いているからと言って、面接にぺたんこで来る人も見かけますが、それもおかしいです。面接は「選ばれる場」であって、セキュリティを第一に考える機内ではありません。「場」に対する本質を読む力に欠けていることが一目瞭然ですよね。ヒールを履くと、腰の位置が高くなり、脚がスラリと綺麗に見えるだけでなく気持ちも引き締まります。
ストッキングの選び方
ストッキングって、仕事じゃなきゃ一生履かない…だから適当に選びがちなアイテムなのです。でも、就活の時だけだし…と適当に選んでいる人の脚って意外とすぐわかってしまいます。なぜかというと、ストッキングって値段相応だからです。安かろう悪かろうです。今や100円ショップでも手に入るものがある一方、1足5000円ほどするものもあります。高級ストッキングをわざわざ購入する必要はないですが、サポート力があるのはもちろん、他に「伝線しにくい」「脚が綺麗に見える」などの効果がある、ドラッグストアで売っているようなもの(1000円でお釣りが来る程度のもの)がおすすめです。
色は自分の肌色よりワントーン暗い色が、引き締まって見えます。ここもネイルの考え方と同じで、受ける会社の制服イメージに寄せてもよいですが、やはり肌色で脚の綺麗さをアピールしたほうが受験者としては良いと私は思います。既卒者でも、です。CA経験者の場合は、例えば全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)だったら40デニールくらいの黒でも良いでしょう。
ヒールを普段履いていない人は
普段ぺたんこ靴やスニーカーを合わせるファッションの人は、面接のためにヒールを購入します。普段からヒールをファッションとして履いている人も、面接用には別の靴を用意します。新しい靴は、自分の足に馴染むまでは靴ずれが起きたり歩き方に慣れないことがあるので、購入は早めにしておき、面接当日までに何回か履いて歩く練習をしましょう(ヒールの汚れやすり減りを防ぐために、できれば室内で)。
ヒールに慣れていない人は、歩き方がおかしくなってしまうことにも注意する必要があります。特に日本人に多いのが、内股と足を曲げたまま歩くことです。ヒールではその不格好さが出やすいので、意識して足を真っ直ぐおろし、かかとから付く歩き方にしましょう。ポイントは脚で動こうとするのではなく、骨盤で前に移動するイメージです。脚の裏側をピンと張る意識をすると歩き姿が綺麗になりますので意識してみてくださいね。
ストッキングの替えは必ず携帯する
ストッキングは必ず「替え」のものを持ち歩くこと。学生のうちはほとんど履いたことのなかったストッキングを履き始めるとその繊細さ(伝線する、やぶれる、たるむ)に驚くはずです。電車に乗ったり、歩いたり、立ったり座ったりしていると気づかないうちに伝線していた…なんてことはよくあります。もし面接会場へ行く途中で雨が降り出したら…水や泥がはねてしまったりほかの人が持っている傘にひっかかったりしてしまうこともありえます。
どうなっても、誰も責められません。素足で面接を受けることにならないよう、ストッキングの替えは必携です。
◆CA採用試験にもOKなアクセサリー
採用面接の際にアクセサリーをしていっていいのか、という質問はよく受けます。
他の業種や職種よりも「見た目」が重視されるのは間違いないと言えるCAの採用試験において、アクセサリーを味方につけない手はないと思います。素敵な女性になる第一歩としても、就職活動・転職活動を機に、1つお気に入りを見つけて付けていくのが良いのではないでしょうか。
あれ?ちょっと待ってください、スーツや髪型においては“受験者は無難にしておいたほうが良い”と言っていたのに…と思った方、鋭いですね。どうしてだと思いますか?
現役のCAさんや、ホテルのフロントのお姉さんを想像してみてください。【綺麗な肌に淡い色のネイル、華奢な腕時計やアクセサリー】といった姿が容易にイメージできませんか?幅広い層を相手にして「きちんと感」が出るイメージというのは誰もが共通して持っているものなので、それに合わせていけばよいのです。
服装や髪型は航空会社によってユニークなイメージが分かれているため、受験者としてはプレーンに近い自分らしさを見つけたほうがよい一方で、アクセサリーはほとんどの航空会社で決まりがなく、あってもサイズ指定がある程度です。
どんなアクセサリーなら良いのか
ファッションで選んでいる感覚でアクセサリーを選ぶと、たいてい、客室乗務員試験においては大きすぎます。
ピアス:
1つ具体的例を挙げるとすれば5ミリ〜8ミリのパールで、付けるとパッと顔が明るく見えるもの、両耳1個ずつです。
ネックレス:
できればしなくても良いと思いますが、どうしてもしたい場合は、スキンネックレスという糸のような細いもの、自分の肌色に合っているものをチョイスしましょう。
ケーススタディ:
私は学生の頃、大きなピアスが大好きでした。でも、就職活動でホンモノの真珠(5000円くらいから買えます)の一粒パールに出会い、それからパールの魅力を知りました。まだ試したことがない人は本当にオススメです。世界で真珠がいちばん似合うのは日本人だと思います。自分がCAになったときのことを想像して、その自分がどんなアクセサリーを身につけていたいか想像して選ぶのって女子にとってはとっても楽しい時間じゃないですか?そんなわくわく感が、ますますあなたを綺麗にします。
いずれにしても「自分が客室乗務員になっても勤務時間に使えるもの」を基準に選ぶと失敗がないです。ここでオススメしたものも、そういう観点から選んでいます。
◆歯並びについて(歯列矯正は必要か?)
歯列矯正は時間がかかる施術ですので、もしあなたが今、CA受験を目前に控えていたり、もう時間がない!と切羽詰まったりしている状態でこれから書くことを真に受けても、かえって窮地に陥るだけなので参考程度に読んでほしいのですが、歯並びについてもよく相談を受けるので書いておきます。
「綺麗な歯並びは育ちの良さ」という世界
外資系は特に、厳しいところになると「歯並び」まで厳しく見ています。例えば、アメリカでは、よほど経済状況が苦しくない家庭で子どもの歯並びが悪い場合、ほとんど歯列矯正をさせます。教育以前の問題です。「歯」は社会的地位、ステイタスに影響を与えるものという当たり前の認識なのです。
日本ではそこまで歯並びによってステイタスが左右される文化ではありませんが、最近はホームホワイトニング商品が増加していたり雑誌の特集がよく組まれていたりすることから、世間の関心の高まりをあなたも感じているものと思います。女性としては歳を重ねるごとに気になってくる部分ですよね。
海外に出ると歯科保険がないことも
海外ベースの客室乗務員になると海外に住むことになります。海外では日本のように保険が手厚くない国もたくさんあり、とくに歯に関してはほとんど保険がきかないと思ったほうがよいでしょう。歯列矯正は専門性の高い治療であり、一般的に高額で長い期間を要しますが、少しお金はかかっても健康的な歯にしておくことは、CAになるということを差し置いても社会人としてその後の大切な時間を無駄にせず充実させる大事な事だと私は考えています。詳細は歯並びが悪いとCAに合格できない?おすすめの対策と歯科の選び方を参考にしてください。
CA受験に合格するための身だしなみ まとめ
ぬかりのない準備をするというのは、最初はとても難しく感じると思います。この記事では各項目のアイテムをまとめましたが、合格するためには、アイテムよりもあなた自身の雰囲気や価値観が重要だということは忘れないでください。あなたはこれまで「フォーマルな場面における自分」或いは「選ばれなければいけない場面でジャッジされる自分」のことを、どれだけ客観視できていたでしょうか。
自分を客観視するためにはあらゆる手段があります。自分の印象を正直に言ってくれる存在から聞いたり、過去人に言われたことを思い出してみたり、歩いている様子を友達にビデオに撮ってもらったり、後ろから見た自分がどう見えるか評価してもらったり、私のようにキャリア系のコンサルをしている人にアドバイスをもらったり。
自分の見た目について現実と向き合うことは、ちょっと落ち込んだり傷つくこともあるかもしれません。でも、絶対にやらないでほしいことは、他人と自分を比べること。それだけはしないでください。不毛です。
そうやって自分が魅力的になっていくその過程を楽しんでいるうちに、誰もが認めるあなたの強みやあなたの魅力が、内側からにじみ出てくるようになったり自信が持てるようになったります。このページをブックマークして定期的にチェックしながら「あなたらしく完璧」なアピアランスを目指して合格を掴みましょうね。